日栄交通〜猫とタクシー〜

さいたま市を走る小さなタクシー会社日栄交通で拾われた猫とタクシーのお話

突然ですが本当にあった怖い話part2

これは今から10年ほど前うちの乗務員さんが体験した怖い話です。

 

 

 

こないだ夜に駅から乗せたお客さんがいたんだけどさぁ・・・

 

60代のおじさんでさ、最初田島の方に行ってくれって言われて行ったんだよ。

 

田島の近くになって「どちらですか?」って聞いたら

 

「んーもうちょっとまっすぐ行ってー」

 

って言うからまっすぐ行ったんだよ。

 

で土手の方まで行って突き当りになっちゃうから「どちらですか?」って聞いたら

 

「右行こうか」

 

って。

 

土手沿いの暗い道あるじゃん?あそこ家とかないしなんか怪しいなって思ってたんだよ。

 

「まだまっすぐでいいですか?」って聞いたら

 

「あ、この辺でいいや」って。

 

真っ暗だし家もなんもないしさ、気味悪かったよ。

 

で、車止めたらそのおじさんがさ

 

 

「運転手さん!電気あんまって知ってる!?」

 

って言うわけよ。

 

「え?あ、わかりますよ。」

 

「ちょっと悪いんだけどドア開けてそれやってくれない?」

 

 

とか言うわけよ・・・

 

 

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常務「なんすかそれ!?でどうしたんです?」

 

 

 

乗務員「ドア開けてまた広げて足でブルブルやったよ」

 

 

 

常務「やったんすか!!笑」

 

 

 

乗務員「うん。ありがと!って3000円くれたよ」

 

 

 

 

 

以上です。