日栄交通〜猫とタクシー〜

さいたま市を走る小さなタクシー会社日栄交通で拾われた猫とタクシーのお話

突然ですがタクシー止まらないあるあるpart2のお知らせです

前回は駅近くの道端で止まってくれないタクシーについて書きましたが

 

今回はタクシー乗り場なのに止まってくれないパターンのお話をしたいと思います。

 

 

 

乗り場でタクシーを待っているとプールにタクシーが来てお客さんを降ろしてることがありますね。

 

空車になったしそのまま乗り場にk・・・

 

 

来ないんかーい!!

 

 

って時ありません?

 

これは基本的に「エリア外」「区域外」というのが理由になると思います。

 

タクシーは事業者ごとに営業区域が決められています。

 

例えば日栄交通の場合「埼玉県南中央交通圏」という区域が決められているので、その区域内で発着どちらかをしなければいけないという決まりがあるのです。

 

区域外でお客様を乗せてもいいんですが、区域内で降ろさなければいけない決まりがあります。

 

なのでそのスルーしたタクシーはもしかすると東京や越谷や朝霞のタクシーで区域外からお客様を乗せてきた可能性がありますね。

 

自分たちも区域外まで行った時には回送表示にしたりして走ります。

 

運よく南浦和まで行きたいんだけど!

 

という人ならいいんですがお客様がどこに行くかは聞かないとわかりませんからね。

 

 

これがひとつの理由で現状はどうしようもないのです。

 

しかしもうひとつ問題があって区域内なのに入れない駅があるということです。

 

うちは南浦和武蔵浦和と浦和の東口にしか入れません。

 

川口や大宮の駅にはもちろん入れません。

 

蕨や北戸田も近いのに入れません。

 

各駅にタクシー構内会があって、そこに入っていないと駅には入れないんですね。

 

昔はほとんどの駅プールの土地がJRの土地だったのでJRの権利を持っていないと入れませんでした。

 

最近は市に返還されている駅が増えてきてJRの権利がなくても原則は入れると言ったところです。

 

原則は入れるけどタクシー構内会にいないと入れないというのが実際のところです。

 

各駅ごとにルールもありますし入れる台数に制限があるためそういった決め事が必要なんですね。

 

とにかくめんどくっさい話なんですが、いろいろ理由があって目の前のタクシーがスルーする場合があるということです。

 

 

でも・・・

 

 

でもですよ!

 

 

並んでるお客様からしたら

 

そんなの知らねーからはよ乗せて!!

 

じゃないでしょうか?

 

実際タクシー側からも心が痛いわけですよ。

 

冬の夜とか雨の日とかは特に。

 

 

これは何とかしないといけませんね。

 

 

 

 

ルールは必要かもしれない。

 

でも

 

ルールの本質がお客様目線でないときっと業界は発展しない。

 

今一度本質を見直すべき。

 

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見直す!!

 

 

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by五十六